【F1 オーストリアGP】フリー走行2回目はメルセデスのワンツー…フェルスタッペン3番手、角田6番手

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オーストリアのレッドブルリンクで2日、F1第9戦オーストリアGPが開幕。フリー走行2回目はルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイム、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が2番手となり、メルセデスのワンツーでセッションを終えた。

前の週に開催されたシュタイアーマルクGPに続き2週連続でレッドブルリンクを舞台にF1が開催され、今大会はオーストリアGPとなる。シュタイアーマルクGPからの変更点はタイヤのコンパウンド。1ランク柔らかいタイヤが使用され、シュタイアーマルクGPのミディアムタイヤはオーストリアGPではハードタイヤとなり、ソフトタイヤがミディアムタイヤに。そしてシュタイアーマルクGPでは使われなかった、さらに柔らかいタイヤがソフトタイヤとして使用される。このソフトタイヤは1周のラップタイムは向上するが、決勝レースでは長く走れないため、タイヤ戦略がシュタイアーマルクGPとは大きく変わることが予想される。

60分間のフリー走行2回目の20分を過ぎた辺りからソフトタイヤでのアタックが始まり、ここでまず角田が、ミディアムタイヤでフェルスタッペンが出した1分5秒239に迫る1分5秒356を記録して2番手に浮上。直後にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が1分5秒268を記録して2番手に上がってきた。

最初にフェルスタッペンのタイムを破ってきたのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)で1分4秒712。そして残り30分を切ったところでルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分4秒523を記録してトップに浮上した。フェルスタッペンもソフトタイヤで自身のタイムを更新してきたが3番手は変わらず。その後は決勝レースを見据えたロングランが行われ上位の順位に変化はなく、フリー走行2回目はハミルトンがトップ、ボッタスが2番手となりメルセデスのワンツーで終了した。

3番手はフェルスタッペン。4-5番手はアストンマーチンのランス・ストロールとセバスチャン・ベッテル。そして好調な角田が6番手となった。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は角田にわずかに届かず7番手。セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は11番手でセッションを終えた。

■オーストリアGP フリー走行2回目結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分4秒523
2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分4秒712
3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分4秒740
4. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分5秒139
5. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分5秒268
6. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分5秒356
7. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分5秒379
8. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分5秒393
9. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分5秒466
10. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分5秒511
11. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分5秒516
12. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分5秒527
13. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分5秒620
14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分5秒624
15. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分5秒698
16. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分5秒708
17. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分5秒819
18. ミック・シューマッハ(ハース)/1分5秒911
19. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分6秒014
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分6秒173

《藤木充啓》

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