ダイナミックプライシング実用化へ、EV・PHEV向け充電調整の実証事業開始

実証事業のモニターの流れ
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日産自動車と三菱自動車、MCリテールエナジー、SBエナジー、REXEVの5社は、ダイナミックプライシング実用化に向けたEV・PHEV向け充電調整の実証事業を開始すると発表した。

今回の実証事業は、電気料金のダイナミックプライシング実用化に向けたEV・PHEV向け充電調整の取り組みが、経済産業省が環境共創イニシアチブを通じて公募する「令和3年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金」に採択されたことを受けて実施するもの。

将来のEV・PHEV普及に伴い、充電時間帯の集中による電力への負荷増大が懸念されている。本実証事業では、電力負荷の低減や平準化を目的とした、電力需給状況等に応じて電気料金が変動するダイナミックプライシングによる効率的な充電時間のシフトを検証する。

実証事業では、MCリテールエナジーが昨年度に実施した実証に引き続き、協力事業者と共同でさらなるダイナミックプライシングにおける充電行動の変化の分析を行うとともに、新たに、ユーザビリティを高めるためLINEを活用した通知と充電設定、充放電機器を用いた充電遠隔制御、外部充電へのサービス展開の検証を実施する予定だ。

具体的には、東京電力・東北電力・中部電力・関西電力・四国電力の管轄エリアを対象に、日本卸電力取引所(JEPX)の電力量単価で最も安い時間帯の4時間をEV・PHEVへの充電無料時間として、前日にモニターへメールまたはLINE公式アカウントから通知し、EV・PHEVへ充電してもらう。また新たに検証を実施予定の外部充電のサービス展開では、指定された時間帯にEV・PHEVへ充電を行うとモニターがポイントなどの報酬を受け取ることができる仕組みを検討している。

《纐纈敏也@DAYS》

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