GMは3月11日、次世代のリチウムメタルバッテリーを、ソリッド・エナジー・システムズと共同開発する契約を締結した、と発表した。 GMのリチウムメタルバッテリーは、手頃な価格、高性能、高いエネルギー密度を追求する。このリチウムメタルバッテリーを実用化するために、GMはいくつかの企業と協力し、投資を行うことで電動化の加速を目指している。 今回の共同開発契約の締結は、電動化の加速の一環だ。GMとソリッド・エナジー・システムズは2023年までに、米国マサチューセッツ州ウォーバーンに大容量バッテリーの製造ラインを建設することを計画している。 次世代のリチウムメタルバッテリーは、エネルギー密度の向上により、同サイズのバッテリーよりも長い航続を可能にする。また、より小さなバッテリーで、現行と同等の航続を可能にする。小型のバッテリーパックによる重量とスペースの削減は、車両の軽量化や新しいテクノロジー搭載スペースを生み出すことが見込まれるという。 GMはEVや自動運転の開発に、270億ドル以上を投じる予定。2025年末までに全世界で30車種のEVを発売し、その3分の2以上を北米で販売する計画だ。
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