ホンダ「N-ONE」は走りを楽しみたい愛犬家にぴったり…ペットとのおでかけに役立つグッズも

「お花見の頃の陽気です」と言われる日もあり、春が近づくのを感じられるようになってきた。外出を控える毎日が続いているが、たまには広々とした環境でお散歩もいいだろう。真っ青な空が広がった暖かい日、リフレッシュも兼ねてトイプードルの「平蔵」と一緒に郊外への日帰りドライブに出かけた。

個性的な軽、N-ONEで相模原へ

この日のパートナーはホンダ『N-ONE(エヌワン)』。以前千葉へのドライブで使用した背の高いワゴンタイプの『N-BOX(エヌボックス)』と違うのは、ころっとした丸みのあるデザインだろう。ファミリータイプのN-BOXに対し、このクルマは個性的な楽しさを追求したモデルのようだ。オレンジの塗装にブラックのアクセントがあしらわれ、レトロなスポーツカーのような雰囲気がお洒落だ。

中央高速道路から圏央道に入り、高尾山を過ぎて相模原ICを出ると津久井湖城山公園に到着する。ここまでほとんどが高速道路だったが、スピードを上げた時もエンジンのパワーと車体の安定感に不満を感じることはなかった。助手席の平蔵は、静かな室内で気持ちよさそうに眠っていた。

城山公園には丹沢の山々を望む展望広場や木々に囲まれた小道もあり、のんびり散歩を楽しむことができる。あと1か月もすれば、桜のトンネルを歩けるようにもなるだろう。バーベキュー場もあり、色々な過ごし方が可能だ。

城山公園からクルマで10分ほどの所には、「ゼブラ コーヒーアンドクロワッサン」がある。テラス席なら愛犬も同伴できるカフェだ。コーヒーやパンなどの種類が豊富だが、おすすめはやはりクロワッサン。プロのバリスタがいれてくれるカフェラテとの相性は抜群だった。

ZEBRA Coffee & Croissant(ゼブラ コーヒーアンドクロワッサン) 津久井本店

ランチの後は、市街地を経て曲がりくねった山道を登り城山湖までドライブ。このワインディングロード、かなり勾配のキツイ場所もある。クルマの性能によってはもたつくこともありそうだが、N-ONEは軽快な身のこなしと余裕のパワーで頂上広場までのドライブを楽しむことができた。

城山湖の周囲には散策路が設けられており、愛犬との散歩に最適。頂上からは相模原の町並みが一望できる。「かながわの公園50選」にも選定されているダム湖で、自転車やウォーキングを楽しむ人たちにも人気のスポットらしい。

「走り」にこだわり 、快適性と安全性も十分

今回の相棒、N-ONEの「RS」というグレードに、マニュアルトランスミッション(MT)仕様があるのには驚いた。いわゆるスーパーカーですらクラッチペダルがなくなりつつある今、クラッチを踏んでギヤシフトをするのは一部の個性的なスポーツカーなどに限られる。このクルマの場合、6速のMTにスポーティーなシフトノブ(握り)が組み合わせられており、かなり走りを意識していると感じた。

ホンダによるとトランスミッションには、軽スポーツカーの『S660』と同じ部品も使われており、ギヤを変える時の感触(シフトフィール)やクラッチの踏み心地なども上質に仕上げられているそうだ。そのほか、ステアリングの一部やシート、エアコン吹き出し口にはオレンジのアクセントがあしらわれている。インストルメントパネル(インパネ)にはアルミ調の化粧パネルが取り付けられ、クルマ好きがワクワクするような演出がされていた。

走りと個性を追求しながらも、室内は大人4人が乗るのに十分なスペースを確保している。乗り込む時に目についたのは足元の広さだった。これは、インパネ下部のでっぱりを限界まで削る形状にして実現したそうで、大柄なドライバーが座っても余裕がありそうだ。内装全体はシンプルにまとめられており、解放感が心地よかった。

大切な安全性にも不足はない。以前ドライブしたN-BOXと同様、N-ONEにも最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されている。「衝突軽減ブレーキ」や、高速道路走行中に前車との車間距離を保つ「アダプティブクルーズコントロール」(※1)、車線内を走行するようハンドル操作をアシストする「車線維持支援システム」、駐車操作時に障害物を知らせるセンサー(※2)などが、安全運転をサポートしてくれる。
(※1 MTには渋滞追従機能はありません。※2 CVTグレードのみ)

ホンダアクセスでは5種類のタイプを用意

今回のN-ONEにはホンダ車用純正アクセサリーメーカーであるホンダアクセスが開発したアクセサリーが装着され、より個性的に仕上げられていた。専用設計のサスペンションは、乗り心地を犠牲にせず軽快なコーナーリングを実現している。フロントに取り付けられた高性能ブレーキ(「ディスクローター ドリルドタイプ」)と合わせ、1つ上のレベルの走りが楽しめる。

アクセル、ブレーキ、クラッチを操作するペダルはすべてアルミ製のスポーツタイプに変更。さらにシフトノブもスポーツカーらしいアルミの球形タイプが取り付けられていた。ハード面の性能向上だけでなく、スポーツマインドをそそる雰囲気作りにも力が入れられている。

外装にもスポーティーでパワフルなイメージの演出が施されているのがポイントだ。ボンネットの一部やエンブレム、フロント下部などのブラックパーツが引き締まった印象を与える。このモデルは「ヘリテージ ホンダ コーディネート」と呼ばれ、「走る歓びをずっと、Hondaらしさをもっと。」というコンセプトで開発されたそうだ。これ以外にも、「スウィートコーディネート」「クラッシーコーディネート」「ブラウンコーディネート」「カジュアル スポーツコーディネート」と、愛らしい仕様から上質な仕立てのバージョンなど幅広いテイストにカスタマイズできるアクセサリーをホンダアクセスが用意している。

愛犬のことを考えた「Honda Dog」のアイテム

走りやドレスアップを楽しむ一方、ホンダアクセスの手掛ける、愛犬の安全性と快適性に配慮した「Honda Dog」シリーズのアイテムも使用した。

寂しがり屋の平蔵は、助手席で過ごせる「ペットシートプラスわん」がお気に入り。前面と左右にメッシュの窓が設けられており、通気性が良い。飼い主と愛犬がお互いの姿を確認できるようにもなっているので、安心感が高まるだろう。使わない時は、畳んで座席に荷物を置くこともできる作りになっている。

「ペットシートプラスわん」(1万9800円、価格は全て税込)

大型犬もゆっくりくつろげる全犬種用の「ペットシートマット」や、25kgまでの小中型犬にピッタリな「ペットシートサークル」をリヤシートに取り付ければ充分なスペースが確保できる。表面撥水加工を施した素材でできているので汚れが拭き取りやすく、洗濯も可能。こちらにも通気性に配慮したメッシュ窓があるので快適に過ごせそうだ。

「ペットシートマット」は軽自動車用(S)と普通車用(M)が用意されており、マイカーに合わせてぴったりのサイズが選べる。足元の空いたスペースに荷物が置けるのも嬉しい。ファスナーを開いて折りたためば隣りに人が座ることもでき、シーンに合わせてアレンジすると良いだろう。

「ペットシートマット」(Sサイズ、1万7600円)と「ペットドアライニングカバー」(6600円)

「ペットシートサークル」はサイズが長さ約85(底面約68)×幅約54×高さ約38(座面側約58)cm。25kgまでの犬に使用でき、トイプードルの平蔵には充分な広さだった。床面には芯材があるため安定感のある作りになっており、サークルの下に支えが要らない。

「ペットシートサークル」(2万5300円)

どちらの製品も、「ペット車外飛び出し防止リード」と組み合わせて使えるので安心だ。チャイルドシートなどを装着する「ISO-FIX」の取り付け具に固定して、もう一方のフックを首輪やハーネスに留める。ちなみに、中・大型犬用のMサイズは片側に持ち手があるので、お散歩リードとしても役立つ。

「ペット車外飛び出し防止リード」(S 3300円、M 3850円)

ドアの内張を汚れや傷から守ってくれる「ペットドアライニングカバー」は、裏側に付いているタブを窓ガラスとドア内張の間に差し込んで使用。簡単に取り付けることができる。

窓から外を眺める平蔵。こんな時に役立つのが「ペットドアライニングカバー」

「ペット車外飛び出し防止リード」以外のアイテムは、今回紹介したグレーだけでなくブルーも用意されている。好みや内装に合わせて、色を選ぶのも楽しそうだ。

乗り心地の良さと静かさも印象的

この日は、高速道路、市街地と曲がりくねった山道を走って往復約3時間のドライブだった。久しぶりのMT、かつスポーティーなクルマだったが、特に印象的だったのは乗り心地の良さと静かさ。走りを意識したモデルの場合、高速コーナーでの安定性に優れる一方、低速走行時にはゴツゴツ感が強い傾向がある。ホンダアクセスのサスペンションは、快適性を犠牲にすることなく運動性能のレベルアップを果たしているようだ。

また、エンジンの回転数を上げると室内の騒音は大きくなりがちだが、N-ONEは昨年11月のモデルチェンジの際、ボディー構造の見直しや遮音機能付のフロントガラスなど新しい素材の採用が行われたそうだ。エンジン回転を許容最大レベルまで上げた時も、「うるさい」という印象はなかった。ホンダエンジンそのものが良い音を出すので、気にならないのかも知れないが…。

音を含めた乗り心地は平蔵にとっても合格だったようだ。比較的クルマ酔いしやすいが、ワインディングロードでも熟睡していた。個性と、たまには走りも楽しみたいクルマ好きの愛犬家にはぴったりの1台がホンダ N-ONEだろう。

Honda Dogの愛犬アクセサリーはこちら

N-ONEの純正アクセサリーはこちら

■取材協力:ゼブラ コーヒーアンドクロワッサン

《石川徹》

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