アルパインスタイル モレラ岐阜 オープン、HUNTの中古車をカスタマイズした新提案も

アルパインスタイル モレラ岐阜
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アルパインマーケティングの子会社・アルパインニューズは、2月20日、「アルパインスタイル モレラ岐阜」をオープンした。中古車買取・販売 の「ガリバー」を展開するIDOMと協業し、同社が展開する「HUNT」とコラボした初の店舗で、東海地方初進出となる。

アルパインはカーオーディオ機器や、車種別設計の大画面カーナビ「ビッグX」、カスタマイズカーブランド「アルパインスタイル」などを展開している。2017年にアルパインスタイル初の専門店「福岡R3」(福岡県東区)をオープンし、「横浜246」(東京都町田市)、「大阪171」(大阪府茨木市)と拠点を増やしてきた。今回オープンした「アルパインスタイル モレラ岐阜」は、IDOMの展開する「HUNT」にインショップ形式で出店。「HUNT」は、クルマそのものだけでなく、おでかけやライフスタイルなどと組み合わせた「楽しいクルマ選び体験」を提案する新業態店舗だ。雑貨の取り扱いもあり、入りやすい空間作りに注力している。

アルパインニューズ取締役の西田敬氏は、「元々福岡をスタートとして東名阪には進出したいと考えていたので東海地方での出店は構想にあったが、昨年8月に大阪をオープンさせたところ、愛知や岐阜のお客様からたくさんの問い合わせをいただくようになった。大阪まで2時間半かけて来てくれる方もいたが、やはり『もう少し近ければ…』という声が多く、東海地方への出店に対する期待が高まっていると感じた。そんな中、IDOMさんからのお話もあったので、コラボする形で出店に至った」と話す。

同店では既存店で行っているような新車のカスタムコンプリートカー販売や、アルパイン製品の販売・アフターフォローはもちろん、新しい取り組みも実施する。それは、HUNTで扱う様々な中古車にカスタムを施し販売するというものだ。

「まだ内外装がキレイがで走行距離も少ないという車両も多いので、そういった車にアルパインスタイルのエアロパーツやアルミホイール、カーナビやオーディオなどを装着し、販売する。これまでは、『新車でないとダメなのでは?』『車種が限定されているんでしょう?』という声や、価格を気にする方が多かった。地域によって所有形態や購入する車のニーズは違う。都市部とは違い1人1台という家が多かったり、若い人が軽自動車を探していたりと、価格や車格などが重要になってくる中で、カスタマイズカーという選択肢も提供していきたい」(西田氏)

現在は『プリウス』をマットブラックに全塗装しホイールやカーナビ「フローティング ビッグX」を装着したもの、『ハリアー』にアルパインスタイルのパーツでカスタマイズしたものを用意しているという。今はなかなか中古車両を手に入れることが難しいが、今後『ジムニー』などの取り扱いも検討しているそうだ。西田氏によれば「例えば岐阜で、軽自動車をベースにしたこんなカスタマイズが人気、というような傾向が見えてくれば、他の3店舗に展開することも考えている」とのこと。

アルパインスタイルの店舗は、一般ユーザーの声を聞き同社の商品開発に活かす、マーケティング拠点としての役割も持つ。「オープンに際してインスタライブなども行っているが、若い人が『行きます!』と反応してくれたりコミュニケーションの取り方もこれまでと違ってきている。新たなサービスを展開することで、幅広くたくさんの人にアプローチしていきたい」(西田氏)という。

《吉田 瑶子》

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