ヤマハ発動機は、MTシリーズのエントリーモデル『MT-03 ABS』および『MT-25 ABS』のカラーリングとグラフィックを変更し、2021年モデルとして4月28日に発売する。
MT-03は水冷直列2気筒320ccエンジンを、MT-25は同249ccエンジンを搭載。シリーズ共通のシャープで躍動感あるスタイリングと軽快な走りで人気を集めている。
2020年モデルでは、フロントマスクやタンクカバーの刷新や、倒立式フロントサスペンションの採用など、大幅なモデルチェンジを受けたが、今年はカラーリングとグラフィックの変更のみ。
カラーリング&グラフィックはMT-03 ABS/MT-25 ABS共通で新色3カラーを設定。グレーは鮮やかなバーミリオンのホイールとエアスクープに配したシアンのグラフィックで、MTシリーズのアグレッシブなスタイリングを演出した。ブルーはフロントフェンダーやエアスクープにマットグレーを組み合わせ、スーパースポーツモデルを彷彿させる。マットダークグレーは、ダークトーンのローコントラストでシリアスな走りを予感させるカラーリングとしている。
価格は据え置きで、MT-03が65万4500円、MT-25が62万1500円。国内販売計画は両モデル合計で年間2300台。製造はインドネシア工場で行う。