ランドローバー ディフェンダー 新型、BRXチームのサポートカーに起用…ダカールラリー2021

ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造

ダカールの7646kmのステージ全体でサポートを行う

サポートカーはほぼ市販状態のモデル

ランドローバーは12月22日、2021年1月に開催される「ダカールラリー2021」において、新型『ディフェンダー』(Land Rover Defender)が「バーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)」チームのサポートカーに起用されると発表した。

ディフェンダーは、ランドローバーの第一号車として、1948年にデビューした「シリーズ1」の伝統を受け継ぐSUVだ。高い悪路走破性を最優先にしたモデルで、その無骨なまでのフォルムと優れたオフロード性能は、世界中で多くのファンに支持されてきた。

新型ディフェンダーでは、伝統のオフロード性能をさらに引き上げ、究極のオフローダーを目指した。まったく新しい内外装デザインや最新のコネクティビティ、先進運転支援システム(ADAS)なども採用している。

ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造

ランドローバーが、極限での環境向けに新開発した「D7x」アーキテクチャーは、軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造だ。従来のラダーフレーム構造と比較して、およそ3倍のねじり剛性を確保した。開発の過程で6万2000項目以上のテストをしており、シャシーとボディ構造は一般的なSUVや乗用車の基準を上回るという。

パーマネントAWD、ツインスピード・オートマチック・ギアボックス、センター・ディファレンシャル、オプションのアクティブ・ロッキング・リア・ディファレンシャルなど、柔らかい砂が舞う砂漠地帯から極寒のツンドラ地帯まで、あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために、必要なすべての機能を追求している。

新型で新採用した「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」では、オフロード経験が豊富なドライバーが状況に応じて細かな車両設定が可能だ。また、これからオフロードを楽しむドライバーも、インテリジェントオート機能を利用して、地形に合わせたモードをシステムに検出させることができる。

新設計のボディ構造により、291mmの最低地上高(エアサスペンションの場合)と、世界有数のオフロードジオメトリーを可能にした。新型『ディフェンダー110』のアプローチアングル、ブレークオーバーアングル、デパーチャーアングルは、それぞれ38度、28度、40度だ。「テレイン・レスポンス2」の新たなウェイドプログラムにより、最大渡河水深は90cmとした。

ダカールの7646kmのステージ全体でサポートを行う

ダカールラリー2021に参戦するバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)チームのサポートカーに起用される新型ディフェンダーは、ロングボディの「110」だ。2台の新型ディフェンダーは、チームのドライバーやスタッフに、13日間、12ステージ、7646kmのステージ全体でサポートを行う。

2台の新型ディフェンダーは、チームとドライバーのために重要な物資を積み、砂漠の砂丘や岩がある地帯など、過酷な環境で走行する。新型は、開発の過程で6万2000項目以上のテストをしており、シャシーとボディ構造は一般的なSUVや乗用車の基準を上回る。そして、ランドローバーの「Extreme Event Test」において、持続衝撃試験もクリアしている。

開発過程においてプロトタイプ車両は、50度の灼熱の砂漠からマイナス40度の極寒の北極、コロラド州の標高1万フィートのロッキー山脈まで、地球上で最も厳しいとされる環境で、何百万kmも走破している。そのノウハウが、新型ディフェンダーの市販モデルに生かされている。

サポートカーはほぼ市販状態のモデル

なお、サポートカーは、ほぼ市販状態のモデル。エクスペディションルーフラック、レイズドエアインテーク、ホイールアーチプロテクション、エクスプローラーパックを追加している。ルーフラダーはルーフボックスへのアクセス性を高めており、ダカールラリー参戦車に必要な物資を運ぶのに役立つ、としている。

《森脇稔》

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