メルセデスAMG G63 など、ディファレンシャルロック不具合でリコール

メルセデスAMG G63(2018年)
  • メルセデスAMG G63(2018年)
  • 改善箇所

メルセデス・ベンツ日本は8月27日、『メルセデスAMG G63』など3車種について、ディファレンシャルロックシステムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『メルセデスAMG G63』、『G350d』、『G550』の3車種で、2018年8月6日から2019年12月17日に輸入された3870台。

ディファレンシャルロックシステムにて、コントロールユニット内の構成部品の材料選定が不適切なため、アクスルオイルから発生するガスにより電気的な障害が発生することがある。そのため、警告灯の点灯とともにABSや横滑り防止装置(ESP)の作動が停止して、最悪の場合、滑りやすい路面等で車両の挙動が不安定になり事故を起こすおそれがある。

改善措置として、全車両、前後軸のディファレンシャルロックシステムを対策品に交換する。

不具合は14件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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