国鉄を偲ぶ、しなの鉄道115系2編成が7月に引退…7月18日には部品持ち返りイベントも

北しなの線古間~黒姫間を走行する、しなの鉄道最古参のS6編成。軽井沢方からクモハ115-1002+モハ114-1003+クハ115-1002の3両編成で、写真は2両編成を増結した姿。
  • 北しなの線古間~黒姫間を走行する、しなの鉄道最古参のS6編成。軽井沢方からクモハ115-1002+モハ114-1003+クハ115-1002の3両編成で、写真は2両編成を増結した姿。
  • しなの鉄道線テクノさかき~坂城間を走行するS23編成。軽井沢方からクモハ115-1037+クモハ114-1509の2両編成。パンタグラフは2002年2月にシングルアーム化。3両編成は昔ながらの菱形パンタグラフのままとなっている。
  • 「115系解体お持ち帰り体験会」で持ち返ることができる部品の数々。

長野県のしなの鉄道は6月26日、JR東日本から購入した115系電車のうち、2編成が7月に引退することを明らかにした。

4月時点で、しなの鉄道の115系は3両編成16本、2両編成7本が在籍しているが、7月4日に新型車両SR1系が運用を開始したことを受けて、1977年製のS6編成が7月4日限り、1978年製のS23編成が7月3日限りで営業運行を終了する。

ともに国鉄生まれの電車だが、S6編成は、しなの鉄道しなの鉄道線がJR信越本線軽井沢~篠ノ井間を承継して開業した1997年10月1日に運用が開始された最古参車両で、2001年3月にはリニューアルが施されていた。

一方のS23編成は2013年6月に運用を開始した、しなの鉄道としては比較的車歴が浅い車両。115系は3両編成が基本だが、中間車を先頭車化することで2両編成とされた。

なお、これらの引退に伴ない、7月18日にはしなの鉄道本社前(長野県上田市)で「115系解体お持ち帰り体験会」を開催する。受付時間は10~13時で、ドライバーなどで吊り手(4個)、座席の座面(1個)、壁面のフック(2個)、座席札とブラインド(1か所につき4枚)、座席テーブル(1個)を取り外して、持ち帰ることができる。

対象は中学生以上で、20人を募集。参加費用は1万3000円。申込みは7月1日10時から、しなの鉄道のウェブサイトで受け付ける。締切は7月8日17時で、申込みは1人1回まで(1人まで参加可)。申込者多数の場合は抽選となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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