しなの鉄道は3月16日、横須賀色の115系が7月末限りで引退することを明らかにした。
同社の横須賀色は2017年7月に登場し、現在は1980年3月製のS16編成(3両編成)と1981年6月製のS26編成(2両編成)が運用されている。
いずれもJR東日本から、S16編成は2015年3月、S26編成は2013年6月に転入。S26編成は、JR時代に大規模なリニューアルが行なわれず、内装に国鉄時代の面影を強く残している。
いずれも3月のダイヤ改正で新型車両のSR1系一般車が導入されたことを受けて引退することになり、3月中は定期運用から外れている。
これにより、しなの鉄道に残る115系は湘南色のS3編成、初代長野色のS7編成、台湾鉄路(台鉄)色のS9編成、長野色のS15編成となり、鋼製車体の横須賀色は姿を消すことになる。