4月の自動車輸出額50.6%減の5253億円、「3・11」以来の下げ幅[新聞ウォッチ]

マツダ車の輸出風景(参考画像)
  • マツダ車の輸出風景(参考画像)
  • ニュルブルクリンク24時間耐久レース2019
  • 国立競技場(3月)

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

ドライブスルーによるPCR検査などの使い道だけでは、むしろ「半減」程度ですんでよかったと思ったほうがいいのかもわからない。

新型コロナウイルスの影響で世界経済が悪化し、輸出の落ち込みが鮮明になっているが、財務省が発表した4月の貿易統計(速報)によると、自動車の輸出額は前年同月比50.6%減の5253億円。東日本大震災直後の2011年4月(67.1%)以来の大きな下げ幅だったという。

日本全体の輸出額は前年同月比21.9%減の5兆2023億円で、リーマンショックの影響を受けていた2009年10月(23.2%減)以来、10年半ぶりの下げ幅となったという。

きょうの朝日などが「自動車輸出額 半減」とのタイトルで取り上げているが、自動車輸出の地域別では米国向けが65.8%減、EU向けは55.8%減と激減。アジア向けが30.2%減、車部品の輸出額も39.2%減だった。

国内の自動車大手は4月から5月の大型連休を過ぎても大幅な減産を余儀なくされている。ロックダウン(都市封鎖)が続いた欧米などでは外出規制緩和の動きも見られるが、トヨタ自動車や日産自動車などは6月以降も生産調整を計画している。本格的な経済活動の再開は厳しく、この先も「半減」以上の落ち込みも予想されており、ワクチンが開発されるまでは自動車輸出縮小の長期化が避けられない見通しだ。

2020年5月22日付

●緊急事態宣言、大阪・兵庫・京都を解除、首都圏・北海道25日にも判断(読売・1面)

●KDDI、ポンタにポイント統合、スマホ決済拡大狙う(読売・8面)

●マスクなし、搭乗お断り、ANA6月国内線7割減便(読売・8面)

●黒川検事長きょう辞職、宣言中賭けマージャン(朝日・1面)

●自動車輸出額半減、4月国内全体は21.9%減(朝日・6面)

●トヨタ、耐久レース参加見送り(朝日・6面)

●ゴーン被告逃亡詳細(毎日・21面)

●「来夏無理なら東京五輪中止」IOC会長見解、英報道(東京・3面)

●ルノー、仏工場閉鎖検討、3拠点、ロシアでも縮小視野(日経・11面)

●いすゞ、融資枠1000億円設定へ、運転資金や供給網支援へ(日経・15面)

《福田俊之》

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