『SL大樹』のSL2機態勢は2020年度中に…東武日光乗入れも合わせて検討

『SL大樹』の現行牽引機C11 207。
  • 『SL大樹』の現行牽引機C11 207。
  • C11 207牽引の『SL大樹』
  • C11 207牽引の『SL大樹』
  • C11 207牽引の『SL大樹』
  • 2018年11月に北海道江別市から搬入され、復元へ向けた整備が進められている「C111」。

東武鉄道(東武)は5月15日、鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間の『SL大樹』で運用しているC11型蒸気機関車を、2020年度中にも2機態勢とすることを「『東武グループ中期経営計画』の推進」で明らかにした。

現在、『SL大樹』はJR北海道から貸与されたC11型蒸気機関車207号機(C11 207)で運行されているが、2018年からは北海道から搬入された「C111」の復元工事が開始されている。

同機の運用入りで2機態勢になると、6月6日に実施されるダイヤ改正から4往復となる『大樹』シリーズすべてがC11型牽引で運行されるという。また、これに合わせて『SL大樹』の日光線東武日光駅(栃木県日光市)乗入れも検討するとしている。

このほか「『東武グループ中期経営計画』の推進」では、2021年度以降に新たな観光列車を運行する計画も盛り込まれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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