パワーユニットは、M2コンペティションより最大出力を40ps向上させ、最高出力450ps、最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。サーキット走行に適応させたアダプティブMサスペンションや、走行状態に応じてパワーを左右リヤホイール間で最適配分するアクティブMディファレンシャルを標準装備とすることで、サーキットでのアグレッシブな走行時であっても、高い操縦安定性を発揮する。
また、ルーフ、フロントスプリッター、リアスポイラー、リアディフューザーに加え、ボンネットにカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)を採用することで軽量化を実現。ルーフにはCFRPを使用したサンドイッチ構造を取り入れることで、室内への遮音性およびボディの剛性を高めている。ボンネット中央にはエアベントを採用し、高性能モデルに相応しい存在感あるデザインを実現するとともに、エンジンの冷却やダウンフォースを高め、空気抵抗を最適化している。
室内には、アルカンタラのMスポーツステアリングホイールやカーボンドアハンドル、カーボンセンターコンソールを装備。シートには「M2」の照明付きエンブレムが装備されたMコンペティション スポーツシートを採用している。
価格はMTが1260万円、DCTが1285万円。なお、導入の60台は既に完売している。
