フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は2月28日、傘下のアウディの全株式を取得し、アウディにフォルクスワーゲングループにおける研究開発の主導的役割を与える、と発表した。 現在、フォルクスワーゲングループは、アウディの99.64%の株式を保有している。今後、残りの0.36%の株式を取得する予定だ。 フォルクスワーゲングループは、新しい「PPE」と呼ばれる電動プラットフォームの開発に関連して、アウディのインゴルシュタットを、フォルクスワーゲングループが新たに立ち上げたソフトウェア開発部門の「Car.Software」の中心的な拠点とする。Car.Softwareには、フォルクスワーゲングループのソフト開発活動を集約。その狙いは、2025年までに車載ソフト開発における自社開発比率を、少なくとも60%に高めることにある。 フォルクスワーゲングループは、ドイツの会社法に従って、アウディへの出資比率を100%に引き上げることを計画している。そのため、2020年のアウディの年次株主総会は、当初予定の5月から、7月または8月に延期される。 フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは、「アウディブランドは今後、フォルクスワーゲングループの研究開発のリーダーを引き継ぎ、迅速に技術的リーダーシップを発揮していく」と述べている。
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