BMWグループは1月7日、米国ラスベガスで開幕したCES 2020において、未来の自動運転車のインテリアコンセプトの『BMW iインタラクションEASE』(BMW i Interaction EASE)を初公開した。
BMWグループは、デザインワークスの研究開発部門と協力して、BMW iインタラクションEASEを開発した。 BMW iインタラクションEASEは、自動運転が一般的になった将来のモビリティが、どのようなものになるかを提示しているという。
◆AIが乗員の視線を追跡して意図を理解
BMW iインタラクションEASEには、乗員の視線を追跡して、その意図を理解する人工知能(AI)を備えている。例えば、レストランや映画館などに乗員の視線が向けられると、乗員の視野にそのレストランや映画館に関する情報が表示される。また、会話のテーマや主役を特定し、会話の内容を理解する。最先端のテクノロジーと息をのむようなデザインの融合により、人と機械の間に感情的な絆が生まれるという。
BMW iインタラクションEASEには、「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を搭載する。乗員が近づいてくると認証を行い、ウェルカム照明で歓迎し、ダイナミックライトを使用して、室内に誘導する。タッチコントロール、ジェスチャーコントロール、音声認識によって、BMWインテリジェントパーソナルアシスタントと対話できる。