ホンダ 八郷社長「新型フィット、来年2月には間違いなくお届けできる」…東京モーターショー2019

ホンダ 八郷隆弘社長(東京モーターショー2019)
  • ホンダ 八郷隆弘社長(東京モーターショー2019)
  • ホンダブース(東京モーターショー2019)
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ホンダは10月23日のプレスカンファレンスで、ワールドプレミアとなった新型『フィット』を公開した。席上、八郷隆弘社長はグローバルで最初の市場投入となる日本での発売は2020年2月と公表した。

フィットは元々、今年10月にも発売する予定だったが、電子パーキングシステムの不具合や供給の問題があり、現在、対応を進めている。ホンダ販売店にはその都度、発売時期の見直しが通知されてきた。

八郷社長は23日に最新の発売時期を明らかにした。ホンダブースで記者団の取材に応じた八郷社長は来年の2月の投入について「間違いなくお届けできる」と強調した。

また、今回の電子パーキングシステムの混乱については、「『N-WGN』の電子パーキングシステムであるドラム式ブレーキを一部フィットのグレードにも使う予定だったが、その供給が十分でなくなった。フィットでは元々、ディスクブレーキによるパーキングシステムも設定しており、全量をこのディスクブレーキタイプに切り替えることにした」と説明した。

このため、グレードによっては設計変更も必要となり、対応に時間を要すことになった。八郷社長は新型フィットについては「日本から世界に提案するグローバルモデルとして磨き上げた。次のホンダのクルマづくりの標準となる」とアピールした。

《池原照雄》

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