フォルクスワーゲンは6月17日、2020年に発売予定の新世代EV、『ID.3』(Volkswagen ID.3)が、出力125kWの急速充電に対応すると発表した。 フォルクスワーゲンが電動化攻勢の中心に据えるのが、「ID.」ファミリーだ。最初の市販モデルとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVのID.3を2020年に発売する。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『ID. BUZZ』などを順次、市場に導入していく。 ID.ファミリーには、「MEB」(モジュラー・エレクトリックドライブ・マトリックス)車台を使う。モーターがギアボックスとともにリアアクスルに組み込まれ、バッテリーが他のコンポーネントと共に車両のフロア下に効率よく搭載される。モーターからリアアクスルへのパワーの伝達は、1速ギアボックスを介して行われる。 ID.ファミリーとして、最初に生産を開始し、2020年に発売されるのが、フルコネクテッド機能を備えたコンパクトEVのID.3だ。車名の「3」には、フォルクスワーゲンの名車、『ビートル』、『ゴルフ』に続く第3の革新的モデル、との意味を込めている。 ID.3では、出力125kWの急速充電システムに対応する。30分以内に、バッテリー容量の80%を充電することが可能だ。さらにID.3は、新しい燃費基準のWLTPモードにおいて、最大で550kmの航続を実現するバッテリーが選択できる。バッテリーは新車登録から8年、または走行16万km後でも、性能の70%を維持することを保証する、としている。
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