メルセデスべンツ世界販売5.9%減、Aクラス 新型は25%増 2019年第1四半期

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ダイムラー(Daimler)は4月9日、メルセデスベンツ乗用車の2019年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は58万7921台。前年同期比は5.9%減と減少に転じた。

全販売台数58万7921台のうち、メルセデスベンツブランドは、56万0873台を販売。前年同期比は5.6%減と後退する。

第1四半期の市場別実績では、欧州が22万4678台を販売した。前年同期比は5.6%減とマイナスに転じる。このうち、地元ドイツは7万0542台を売り上げた。前年同期比は5%減と、前年実績を下回る。

中国は第1四半期、17万4343台を販売。前年同期比は2.6%増とプラスを維持した。一方、米国は7万1171台にとどまり、前年同期比は9.3%減と引き続き落ち込む。

メルセデスベンツブランドでは、『Cクラス』が10万5708台を売り上げ、前年同期比は2.1%増と堅調。Cクラスは第1四半期、アジア太平洋で9.7%増、米国で10.6%増と伸びる。

コンパクトカーは第1四半期、合計で6万7077台を販売した。このうち、『Aクラス』は前年同期比25.6%増と伸びて、新型効果で過去最高に。『Bクラス』も5.3%増と伸びる。

メルセデスベンツ乗用車の2018年世界新車販売台数は、8年連続で年間販売の記録を更新する243万8987台。前年比は0.6%増だった。

《森脇稔》

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