MINIが現在開発しているフルEV、「MINIエレクトリック」(仮称)テスト車両を豪雪のフィンランドでカメラが捉えた。 捉えたプロトタイプには、エンジン冷却のためのフロントグリルは無く、ドアには「Electric Test Vehicle」のステッカー、エキゾーストパイプのないリアエンドからEVモデルと判断できる。 パワーユニットは、BMW『i3』に搭載されている最新の42.2kWhバッテリーが使用される予定で、最高出力170ps、最大トルクは250Nmを発揮、0-100km/h加速は7.3秒のパフォーマンスが予想されている。一度の充電で400kmの航続が目安となるだろう。 MINIエレクトリックの充電口はフロントグリルではなく、給油口にあたる車体右後部に備えられているのも特徴といえる。またプラットフォームを始め多くのコンポーネントを、近い将来発売されるとみられるBMWの最小EV、『i1』と共有する可能性が高いようだ。 キャビン内では、MINI初となるデジタルクラスターが採用される。楕円形デジタルディスプレイを搭載し、MINIとの差別化が図られる。 ワールドプレミアは、早ければ今秋。遅くとも2019年内にはお目見えしそうだ。 ◆話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』 http://spyder7.com/