ケンウッドの最新「彩速ナビ」、ハイビジョン映像伝送技術を採用へ…米テックポイントが開発

ケンウッドの「彩速ナビ」のカーナビ「MDV-M906HDL」とリアカメラ「CMOS-C740HD」
  • ケンウッドの「彩速ナビ」のカーナビ「MDV-M906HDL」とリアカメラ「CMOS-C740HD」

米国のテックポイント(Techpoint)は1月16日、同社の車載用半導体がJVCケンウッドの最新「彩速ナビ」に採用されると発表した。

テックポイントは、2012年に設立された。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠を置き、車載カメラシステム向けや防犯カメラシステム向けに、映像送信や受信を担う半導体の設計を行ってきた。とくに、半導体の小型化、や映像の高解像度化と低コスト化の両立を実現する設計力や、独自のHD解像度クラスの映像送受信規格「HD-TVI」を開発する技術力に強みを持つという。

JVCケンウッドが2019年3月上旬に発売予定の最新の彩速ナビ、「TYPE M」のカーナビ「MDV-M906HDL」とリアカメラ「CMOS-C740HD」に採用されるのが、テックポイントの車載用半導体で、ハイビジョン(HD)映像伝送用のビデオエンコーダーの「TP2912」とビデオデコーダーの「TP2825」だ。リアカメラなどに組み込んだTP2912で映像信号を符号化処理して伝送し、ナビゲーションシステムのTP2825で復号し、ディスプレイでの表示や、映像データ記録に活用される。

テックポイント独自の伝送規格のHD-TVIを使ったTP2912とTP2825は、快適なHD映像伝送の実現や、伝送に既存のケーブルを活用できる点が特徴だ。ナビゲーションシステムやリアカメラにおけるHD映像伝送は、今後さらに利用シーンが拡大する見込み、としている。

《森脇稔》

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