【SUBARU×Clarion】充実機能が満載! 藤島知子のご機嫌ドライブ記

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【スバル×クラリオン】充実機能が満載!藤島知子のご機嫌ドライブ記
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  • 目的地を入力中には予測候補も表示
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  • 同じ施設内でも到着地候補が複数あった場合にも表示する
  • 高精細な地図表示でルートが非常に見やすい
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「充実したドライブライフを送りたい」と考えたとき、クルマそのものの選択も大切だけど、どんな装備をつけるのかで時間の過ごし方が変わってくる。

特にカーナビは目的地まで移動する際のレスポンスを左右するだけでなく、いかに乗り手の行動をフォローしてくれるかが大事。さらに、オーディオシステムは満足できる物をあらかじめ選んでおけば、その道のりを快適に過ごせたり、乗り手の記憶に刻まれるドラマティックな時間を作り出してくれることもあったりするもの。

そんな矢先、スバル「レヴォーグ」と「WRX STI」、「WRX S4」にディーラーオプションとして設定されているクラリオンのカーナビゲーションシステム「Quad View(TM)ナビ」と、カーオーディオシステム「Full Digital Sound SPIRIT」を試す機会を得ることに。さいたま新都心から夏らしい気分を満喫できると話題の場所に足を伸ばして、最新カーナビの機能はドライブの道のりでどんなメリットを与えてくれるのかチェックしてみようと思う。

スタイリッシュに車室内を演出するQuad Viewナビさっそく、モニターに目を向けると、8型HDディスプレイはレヴォーグのインテリアをスタイリッシュに演出している様子。高性能なイメージを視覚的に与えるのは高精細できめ細やかな画質で、試しに自然の景色を捉えた動画を再生してみると、発色がキレイで色鮮やか。動きのあるものは途切れなく滑らかに、草木は葉の先端や石のキメまでがクッキリと映し出されているのが分かる。再生する際はDVD、SDカード、地デジなどのメディアに応じたモードで自動的に調整を行ってくれることも最適な状態で再生されることに繋がっているようだ。このあたりは「どのメーカーにも負けない色を出そう」という意気込みでチューニングを行ったクラリオンの開発陣、努力の賜物といえる部分だろう。

小気味よい操作感でストレスフリーな目的地検索続いては、気になる操作性をチェック。メニューのトップ画面から目的地設定の画面を表示して、今日のドライブの目的地である千葉県の「ふなばしアンデルセン公園」を入力。画面に直接触れて、施設名を50音の画面からアプローチしてみると、指先の軽いタッチでスッスッと着実に文字を捉えていく正確さと操作感覚が小気味良い。スマートに入力操作は終了し、いざ出発!モタつくこともなく、スタートを切ることができた。高精細なディスプレイは、走行中にドライバーが必要な情報をひと目で把握しやすいこともポイント。最も頻繁に確認する地図画面においては、自分の辿るべきルートがクッキリと鮮明に色づいているので、進むべき道を間違えにくい。また、走行中はカーナビ以外にも音楽再生などの操作を行うこともあるが、そのあたりは、Quad Viewナビの特長のひとつ、4画面を同時に表示する機能が重宝する。

新しい表示方法である4分割画面は想像以上に使いやすい!一般的なカーナビの場合、地図表示をメインに据えて、サブ画面を帯の表示で補うケースがあるが、設定操作やそれ以上の画面の表示は一旦メニュー画面に戻ってから操作を行うものがほとんどだ。その際、地図の表示が見られなくなることも多い。一方で、Quad View ナビは1つの画面上に4つの情報を4分割の画面で表示しておくことができる。具体的には、地図表示をメインに据えながら、オーディオ再生、スマホ連携アプリ、設定画面、通話、エコドライブ情報などを小さな面積で表示しておくことができる。

地図など1つの画面を全画面で表示することもできるが、4つの情報が表示されている画面の場合、情報を得たいエリアにタッチするだけで、いま見たい情報をワンタッチでサッと拡大することができる。地図画面以外を拡大した場合は、地図画面が小さく表示されるものの、高精細なディスプレイのおかげで地名や道がクッキリと表示され進む道が把握しやすいのが有り難い。

また、指先のタッチやフリック操作による画面の転換は単にレスポンス良く移行するのではなく、指先を動かして少し溜めてから動き出すといった情緒的な動きをする。人が使いこなすインターフェースとして馴染みやすさを意識させるあたりに最新の技術がもたらす新しさが感じられる。

ドライブの道のりは首都高速の新都心ICから美女木JCTを経由して、東京外環自動車道、三郷JCTから常磐道へ。柏ICで高速道路を降りて、国道16号を南東へ進んでいく。ジャンクションでは何度か分岐を通過したが、実際の道路に標示されている看板と同じものが地図画面にも表示されるから、自分の進むべき方向が正しいのかどうかを照らし合わせて確認しやすい。また、高速道路のIC出口の料金所では、その先の分岐で迷わせないように進むべき方向を早めのタイミングで知らせてくれるあたりも分かりやすい。不安を感じさせないことは運転に集中できることから、安全面にも貢献してくれそうだ。こうしたロングツーリングの場面では、改めてスバルのクルマの走る楽しさが満喫できる。レヴォーグの低重心で操縦性に優れた走り、走行中のノイズが少なく車内は静かで快適だ。天候に恵まれたこともあって気分は上々。お気に入りの音楽を再生して楽しみたくなる。

ハイレゾにも対応するクリアな音質を誇るフルデジタルサウンドシステムQuad View ナビはCDやSDカードからの音楽再生はもちろんのこと、Bluetoothでスマホと連携すれば、手持ちの端末にメモリーしてある音楽などの再生を行うこともできる。それに定番化しつつある192kHz/24bitのハイレゾ音源にもリニアに対応しているところも注目。Full Digital Sound SPIRITは、その名の通りフルデジタルサウンドに対応したもので、デジタル音源をありのままに再生することができる。テンションを上げてドライブを満喫したい気分の時、ボリュームを大きくして聴いても音の歪みがほとんど感じられない。その反対に音量を小さくした時にも音の輪郭がハッキリと伝わってくるので、子どもが眠ってしまった時でも音量を上げずに音楽を楽しむことができるのは、同乗者に配慮したいドライバーにとって助かる部分となりそうだ。スバリスト(スバルオーナー)はクルマ選びにこだわりをもつユーザーが多いことで知られているが、高品質な音のニーズに応える形で、更なるオプションとしてハイスペックなスピーカーが設定されている。スバル車はロングツーリングに適したクルマであることから、ドライバーの運転の邪魔になりにくい音作りにこだわったそうだ。まるで目の前で歌手が歌う息づかいまで感じるようなリアリティのある音を聞かせてくれるデジタルならではのFull Digital Sound SPIRITが素晴らしい。また、最近では手持ちのスマホとクルマを連携させることもトレンドになっている。Quad View ナビはApple CarPlayやAndroid Autoとの連携に対応していて、音楽再生やメッセージ送信、電話をかけるといったこともできる。これらは最新の機能にアップデートできるメリットもあることから、今後の拡がりに期待したい。

花と緑に囲まれた異国感漂う「ふなばしアンデルセン公園」ご機嫌でドライブを楽しんでいたら、混み合っていた一般道の渋滞もストレスを感じることなく通過。目的地の「ふなばしアンデルセン公園」に到着した。この施設は子ども達が元気に遊べるアスレチックをはじめ、動物とのふれあい、アトリエ、乗り物体験などが出来る場所。自然を満喫するゾーンには、常時100種類50,000株もの花や緑が楽しめる。私の目当ては先日ニュースで目にしたヒマワリ畑で、園内は1,800年代のデンマークの農家を再現した建物や、オーデンセ市のフュン野外博物館に現存する風車を手本にデンマークの職人によって組み立てられた粉ひき風車もあり、夏本番のお天道様のもとヒメヒマワリが鮮やかに咲き乱れていた。お花畑で夏を思いっきり満喫したら、今度はお腹が減っていることに気づいた私。せっかくなので、帰り道の途中で美味しいレストランがないか調べてみることにした。

知らない場所でこそ役立つ「ローカル検索」のメリットは大きいそんな時、Quad View ナビには便利な検索機能があることを発見。カーナビのメニュー画面から、ローカル検索を利用してみることに。キーワードとして「レストラン」と入力すると、周辺のレストランが次々にリストアップされていく。これはGoogle検索と連携しているもので、レストランの評価の星の数とともに、施設までの距離、同時に地図も表示され、自車位置と施設の場所を併せて表示するようになっている。レストランのリストから気になるお店の名前をタッチすると、住所の他に、写真や口コミといった情報まで表示。初めて訪れる場所でも、あらかじめ好みに合うお店かどうか下調べできる。電話番号も表示されるので、予約してから出掛けるのもOK。人気のお店であるほど混み合うことも予想できるから、一連の流れがスマートにこなせる配慮が素晴らしい。この検索機能で見つけて訪れたレストランは地場の食材を使って料理を提供する素敵な雰囲気のお店で、結果的に美味しいランチにありつけたことに大満足。ヒマワリ畑とともに、今年の夏の思い出となった。

日帰りドライブの様々な場面でメリットが感じられたQuad View ナビ。その最新のインターフェースと機能はスバル車の魅力にプラスされた形で、ドライブをストレスなく、限られた時間を有効に、そして充実したものにしてくれた。技術が人の行動を支えるアプローチは、まさにこれからの時代のクルマにおいて、欠かせない要素に繋がっていきそうだ。

※撮影協力 ふなばしアンデルセン公園
住所:千葉県船橋市金堀町525
ひまわりまつりは8月いっぱいまで開催中

【SUBARU×Clarion】充実機能が満載!藤島知子のご機嫌ドライブ記

《藤島知子》

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