メルセデスベンツのフラッグシップ・4ドアサルーン『Sクラス』次世代型(W223型)プロトタイプの内部を、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。
次世代型Sクラスのキャビンには、4月に北京で公開されたコンセプトカー『ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ アルティメット ラグジュアリー』から継承するコックピットデザインが採用されると予想されている。現在の12.3インチディスプレイは廃止され、大型デュアルディスプレイを装備。最新世代の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)インフォテイメントシステムを搭載するはずだ。このプロトタイプでは、1つのディスプレイが確認出来るが、これはテスト用の画面と思われる。
プロトタイプのエクステリアは、フルカモフラージュが施されておりデザインの細部は不明だ。しかし、トレッドがわずかに拡大されているのと、大型化されるラジエーターグリルにより、フロントナンバープレートが現行モデルより、下部に移動しているのがわかる。
パワートレインは、3リットル直列6気筒ディーゼルターボやV型6気筒ツインターボを始めとする多数のラインアップに加え、プラグインハイブリッドやゼロ・エミッションモデル(EV)も予想されている。また「レベル3」以上の自動運転技術も確実視されている。
ワールドプレミアの場は、2020年内のモーターショーとなるだろう。