日野の大型ハイブリッド路線バス、エンジン不具合でリコール

自動車 テクノロジー 安全

日野ブルーリボン ハイブリッド
  • 日野ブルーリボン ハイブリッド
  • 改善箇所(ハイブリッド制御プログラム)
  • 改善箇所(ファンベルト振止めローラ固定金具)
  • 改善箇所(ファンベルトプーリ)
日野自動車は6月14日、大型路線バス『ブルーリボン ハイブリッド』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2015年11月13日~2017年7月17日に製造された104台。

今回の不具合は、ハイブリッド制御プログラム、ファンベルト振止めローラ固定金具、ファンベルトプーリの3か所。

ハイブリッド制御プログラムについては、エンジン始動時のプログラムが不適切なため、サプライポンプの回転速度に燃料供給が追い付かず、サプライポンプのローラとシュー間で潤滑不良を起こすことがある。そのため、そのまま使用を続けると、ローラとシューが焼付いてサプライポンプが破損し、走行できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ハイブリッドECUおよびサプライポンプを対策品に交換する。不具合は11件発生、事故は起きていない。

ファンベルト振止めローラ固定金具については、強度不足のため、エンジン振動により金具が共振して折損するものがある。そのため、走行中に金具とローラが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、ファンベルトの振止めローラの固定金具を対策品に交換する。不具合は29件発生、事故は起きていない。

ファンベルトプーリについては、間隔が不適切なため、ファンベルトが振れて早期にたわみ量が大きくなることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ファンベルトが捩れて中央部で屈曲を繰り返すことで分断し外れ、オーバーヒートとなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ファンベルトのプーリ間にアイドルプーリを追加する。また、ファンベルトを新品に交換する。不具合は21件発生、事故は起きていない。

いずれも市場からの情報により発見した。
《纐纈敏也@DAYS》

編集部おすすめのニュース

特集