BMW M8 に GTE、500hpレーサーがWECデビューへ

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BMW M8 GTE
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BMWは4月5日、新型レーシングカーのBMW「M8 GTE」が、FIA WEC(世界耐久選手権)でデビューすると発表した。

M8 GTEは、BMW Mモータースポーツが2018年シーズンのFIA WECに参戦するために開発を進めてきたレーシングカー。M8 GTEは、新型BMW『8シリーズクーペ』の高性能グレード、「M8」がベース車両となる。

M8の市販車は、2018年内に登場する予定。BMWはこのタイミングに合わせる形で、WECとその一戦のルマン24時間耐久レースに、M8 GTEを投入する計画。M8 GTEは、WECのLM-GTEクラスにエントリーし、フェラーリ、ポルシェ、アストンマーチンなどと同じカテゴリーで争う。

M8 GTEのパワートレーンは、レギュレーションにより、排気量4.0リットル(3981cc)のV型8気筒ガソリンターボを搭載。最大出力は500hp以上を引き出す。シリンダーブロックとシリンダーヘッドは、市販車向けエンジンのものを使用する。トランスミッションは6速シーケンシャル。車体には、CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使い、軽量化を追求。フロントリップスポイラー、サイドスカート、大型リアウイングなどのエアロパーツによって、空力性能を引き上げた。

このM8 GTEが4月6~7日、フランスのポールリカールで行われる「The Prologue」において、FIA WECデビューを果たす。BMWは2台のM8 GTEを、7名のワークスドライバー体制で走行させる、としている。

《森脇稔》

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