イタリア発、屋根付きスクーター ADIVA…東京モーターサイクルショー2018

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ADIVA AD1 200
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イタリアのアーバンコミューターブランド「ADIVA」が東京モーターサイクルショーに出展した。ADIVAは1996年創設。車体の一部を脱着することができる「モジュラー・プロテクション・システム」というアイデアを採用した、ルーフ付きスクーターが主力商品だ。

ADIVAは電動モデルのConcept-E』『AD1-E』『AD-Cargo』の3台を世界初公開、ガソリンエンジン搭載のルーフ付き3輪スクーターでは、『AD1 200』『AD3 400』を出展した。

ルーフ付き2輪スクーターのConcept-Eは電動モーターサイクルのプラットフォームと成り得る提案だ(発売時期未定)。次世代モーターサイクルのパワーユニットとして、ガソリンエンジンの代替は電気モーターが最も現実的だとADIVAは考え、EVの普及と発展をサポートするためにConcept-Eを開発したという。

ガソリンエンジン車の改造ではなくEVとしてゼロから設計することで、未来的なスタイリングが可能になった。ADIVAブランドのアイデンティティであるルーフ部には、走行中も充電を可能にするソーラーパネルを装備している。

いっぽうガソリンエンジンを搭載したルーフ付き3輪スクーターのAD1 200を電動化したモデルがAD1-Eだ。静粛性が高まり、アーバンコミューターとして進化した。2018年内に発売予定。

3輪の配置はフロント2輪&リア1輪という車体構成。4輪車の「ダブル・ウィッシュボーン・サスペンション」から着想を得た「インディペンデント・クアトロ・ウィッシュボーン・サスペンション」を採用する。

フロント1輪&リア2輪というトライクスタイルのデリバリー用途のEVモデルがAD-Cargoだ。2018年内に発売予定。

今春日本国内デビューしたADIVAの最新モデルがAD1 200だ。プジョー製190ccエンジンを搭載したルーフ付き3輪スクーター。これの電動仕様がAD1-Eとなる。AD1 200は新設計の軽量な車体で、女性にも扱いやすい軽快な取り回しを実現したという。東京ビッグサイトにはイタリアントリコロールにペイントしたカスタムモデルも出展された。

ADIVAの3輪スクーターのフラッグシップがAD3 400(ガソリンエンジンモデル)。プジョー製399ccエンジンを搭載する。ADIVAでは、上質な乗り味と優れた快適性を兼ね備えたハイグレードコミューター、と自負する。

《高木啓》

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