アストンマーティンは、ジュネーブモーターショー2018において、新型『ヴァンテージ GTE』をワールドプレミアした。同車は新型『ヴァンテージ』をベースにしたレーシングカー。市販車とレーシングカーの開発は並行して行われた。新型ヴァンテージGTEは、アストンマーティンレーシングが開発を担当。アストンマーティンレーシングは、WEC(世界耐久選手権)のLM-GTEカテゴリーに、『V8ヴァンテージGTE』で参戦してきた。新型ヴァンテージGTEは、その後継モデル。新型ヴァンテージGTEは、FIA(国際自動車連盟)の厳しいGTEクラスのレギュレーションに適合するように設計。パワートレーン、シャシー、空力特性は、市販車をベースにしながら、レースで本領を発揮するよう、最適化が図られた。エンジンについては、メルセデスAMG製の4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボがベース。ブレーキはアルコン、サスペンションはオーリンズ、タイヤはミシュランと共同開発された。新型ヴァンテージGTE は、2018/2019年シーズンのWECへの実戦投入を予定。デビュー戦は5月にベルギーで開催されるスパ・フランコルシャン6時間耐久レースを計画している。
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