米国の二輪メーカー、ハーレー・ダビッドソンが、電動バイク市場への参入を計画していることが分かった。
これは、ハーレー・ダビッドソンが、2017年通期(1~12月)決算の発表の際、明らかにしたもの。「今後18か月以内に、ハーレー・ダビッドソンは初の電動バイクの市販を目指す」と発表している。
ハーレー・ダビッドソンは2014年、電動バイクのコンセプトモデル、『プロジェクト・ライブワイヤー』を発表。その後、研究開発を続けてきた。ハーレー・ダビッドソンの2017年の世界新車販売は、24万2788台。前年比は6.7%減と落ち込む。そこでハーレー・ダビッドソンは、電動バイクに積極的に投資し、新しい顧客層の開拓に乗り出す。
ハーレー・ダビッドソンのマット・レバティッチ社長兼CEOは、「電動バイク市場は小さいが、プレミアムなハーレー・ダビッドソンの電動バイクが、市場を活気づけるだろう。ビジネスの成長に、電動バイクが果たす役割は大きい」と述べている。