【新聞ウォッチ】東京モーターショー2017、一般公開初日の入場者は"雨にも負けず"8万6800人

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東京モーターショー2017(開会式)
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  • 瑤子女王殿下のご高覧(東京モーターショー2017)

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年10月30日付

●東京モーターショー始まる、変容する「クルマの世紀」(朝日・3面)

●フォーラム高齢者と運転(朝日・11面)

●EV戦国時代の兆し、開発強化他業種も参入(毎日・3面)

●カブ世界で愛され1億台、5年ぶり国内生産(毎日・7面)

●自賠責6100億円未返還、財務省一般会計に繰り入れ20年、交通被害救済ピンチ(毎日・31面)

●主張、デンソ―勝訴、実体を見極め適正課税を(産経・2面)

●中国配車アプリ日本進出、最大手・滴滴、タクシーと連携(日経・1面)

ひとくちコメント

第45回東京モーターショー2017が10月28日から一般公開された。無資格者による完成車検査が日産自動車に次いで、スバルでも開会式の当日に明らかになるなどの相次ぐ不祥事。27日の開会式では日本自動車工業会の西川広人会長(日産自動車社長)に代わって豊田章男副会長(トヨタ自動車社長)が会長代行を務め、主催者を代表しての挨拶。

そして、開会式後には総裁の瑤子女王殿下のご高覧のコースも皇室関係のスケジュールで急きょ変更され、トヨタなどの西ホールのみで、しかも例年のように電気自動車ではなく、徒歩によるご高覧となった。

今回の東京モーターショーは、異例ずくめの中での開幕だが、主催者側の発表では、開会式とプレビューデーの10月27日の入場者数は2万3100人。一般公開の初日の28日には8万6800人、そして日曜日の29日は7万1600人と、3日間の累計では18万9100人にもなったそうだ。週末は台風22号の影響による悪天候にもかかわらず、土日の入場者が15万人を超えたのは好調な出足だっとも受け取れる。

過去の入場者数と比べても、例えば、若者の”クルマ離れ”があまり叫ばれていなかった10年以上前の2005年当時でも、一般公開初日の土曜日は8万4400人。しかも雨模様の天候で会場はビッグサイトよりも広いスペースの千葉の幕張メッセだったが、今回の10か国、150社に対し、2005年は世界14か国、263社が出展していた。

《福田俊之》

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