ダイムラー世界販売、8%増の82万台と新記録 第2四半期

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ドイツの自動車大手、ダイムラーは7月26日、2017年第2四半期(4~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、第2四半期の新記録となる82万2500台。前年同期比は8%増だった。

ブランド別では、主力のメルセデスベンツ乗用車が59万5200台を販売。前年同期比は9%増と伸びた。中国(香港を含む)が28%増と大きく増加。メキシコも57%増、カナダも8%増、韓国も42%増、オーストラリアも22%増と伸びる。

メルセデスベンツ商用車は第2四半期、10万3400台を販売。前年同期比は4%増と堅調だった。地元ドイツでは、過去最高の2万7400台を売り上げ、前年同期比は2.2%増。南米は31%増、中国は49%増、オーストラリアは25%増と大きく増加。

ダイムラーバスは第2四半期、7500台を販売。前年同期比は8%増だった。ドイツが12%増、南米でも、13.3%増の3400台と伸びた。アジアは400台にとどまり、前年同期に対して33.3%減と大きく落ち込む。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「第2四半期は、販売と収益性の面で目標を達成した。グループ全体で効率を最適化しており、ダイムラーの変革は全力で進んでいる」と述べている。

《森脇稔》

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