ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、「2017ワールドグリーンカー」の最終選考3台を発表した。
ワールドグリーンカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2015年秋から2016年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も環境性能に優れた1台を決定する。
条件は、2017年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界23か国、75名のジャーナリストに、環境技術の権威が加わり、投票を行う。
2017ワールドグリーンカーの最終選考3台は、以下の通り。
シボレー・ボルトEV
テスラ・モデルX
トヨタ・プリウスPHV
全3台のうち、シボレー『ボルトEV』とテスラ『モデルX』はEV。新型トヨタ『プリウスPHV』はプラグインハイブリッド車となる。
2017ワールドグリーンカーは4月中旬、米国で開幕するニューヨークモーターショー2017で発表される。前回は、トヨタの燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)がワールドグリーンカーに輝いている。