FCAジャパンは10月28日、ジープ『チェロキー』などのパワーリフトゲートに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、クライスラー『ジープ・チェロキー』、ジープ『チェロキー』の2車種で2014年4月4日から2015年5月7日に輸入された1266台。
バックドアのパワーリフトゲートコントロールモジュールの防水設計が不適切なため、雨水などがリヤゲート開口部内を伝わり、当該モジュールの接続端子部に浸入することがある。そのため、接続端子部がショートし、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、パワーリフトゲートコントロールモジュールに防水カバーを装着する。また、当該モジュールの接続端子部の錆を確認された場合は、パワーリフトゲートコントロールモジュールおよびコネクタを新品に交換する。さらにリヤゲート開口部の防水プラグを対策品に交換する。
不具合および事故は発生していない。本国からの情報により発見した。