京浜急行電鉄(京急)と三菱重工交通機器エンジニアリング(MHI-TES)の2社は10月24日から、「どこでもドア」の実証実験を久里浜線の三浦海岸駅(神奈川県三浦市)で始める。
「どこでもドア」は、MHI-TESが開発を進めてきたマルチドア対応ホームドア。ドア数やドア位置が異なる車両が混在していても運用できるのが特徴だ。地上設備だけでホームドア開閉の連携が可能な「地上完結型連携システム」を採用している。ドアを開くと目の前に目的地が現れるわけではない。
発表によると、「どこでもドア」を営業路線で実際に稼働させるのは、今回が初めて。実証実験は約1年間行われ、安全性や耐久性などの検証が行われる。