米国の自動車大手、フォードモーターは10月10日、富士スピードウェイで10月14~16日に行われる「FIA WEC(世界耐久選手権)第7戦 富士6時間耐久レース」において、新型フォード『GT』のレーシングカーを日本初公開すると発表した。新型フォードGTは2015年1月、デトロイトモーターショー15で初公開。2006年の生産終了以来、9年ぶりに復活を遂げた。時代の要請に応え、新型は環境性能に配慮したスーパーカーとして登場。ミッドシップには、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給した新開発の「エコブースト」ユニットが収まる。最大出力は、600hp以上。トランスミッションは7速デュアルクラッチで、トランスアクスルレイアウトを採用した。フォードモーターは2016年、この新型フォードGTを擁し、ルマン24時間耐久レースを含むWECをはじめ、世界のモータースポーツへ参戦開始。1966年のルマンでの勝利から、50周年のタイミングでの復帰となった。この新型フォードGTのレーシングカーが10月14~16日、「FIA WEC(世界耐久選手権)第7戦 富士6時間耐久レース」において、日本初公開を果たす。66号車の新型フォードGTのドライバーのひとり、ステファン・ミュッケ選手は、「日本、そして富士へ行くのが待ち遠しい」とコメントしている。
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