翻ってPF2はというと、その時代のプジョーやシトロエンを語る際に出てきたのは、シャシーの良し悪しよりもトランスミッションの不出来(シングルクラッチの電子制御MT)が支配的で、走りの印象はそれだけで好感が持てなかった。ところが今、C4 Feel Blue HDiに組み合わされているトランスミッションは、アイシン製の6AT。その繋がり感もギアリングもこのサイズのもモデルとして最良の出来の部類。しかもエンジンは1.6リットルながら130ps、230Nmのパフォーマンスを持っているから、どこからでも加速するし、そもそもほとんどキックダウンを使わずにするすると加速する。