【パリモーターショー16】オペルのEV、アンペラe …クラス最長の400km走行可

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オペル アンペラe
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米国の自動車最大手、GMの欧州部門、オペルが9月29日、フランスで開幕するパリモーターショー16でワールドプレミアする『アンペラe』の市販モデル。同車の詳細が公表された。

アンペラeは、GMのシボレーブランドが2016年1月、米国で発表した新型EV、『ボルトEV』のオペル版。シボレーはプラグインハイブリッド車(PHV)の初代『ボルト』を、オペルに『アンペラ』として供給した過去がある。今度はシボレーの新型コンパクトEVが、オペルブランドでも販売される。

アンペラeには、ボルトEV同様、高性能なモーターを1個だけ搭載。最大出力は204ps、最大トルクは36.7kgmを引き出す。強力なモーターは、0-50km/h加速3.2秒の性能を発揮する。最高速はリミッターにより、150km/hに制限される。

9月13日、オペルはアンペラeの市販モデルに関して、さらなる詳細を公表。EVの中核システムのひとつ、バッテリー(二次電池)は、韓国のLG化学製のリチウムイオン。蓄電容量は60kWhと大容量とした。

この結果、アンペラeは、1回の充電で最大およそ400kmが走行可能に。オペルは、「クラス最高の走行距離」と、自信を示している。

《森脇稔》

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