震災運休の常磐線相馬-浜吉田間、12月10日再開へ…3駅を移設

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常磐線の相馬~浜吉田間は12月10日の再開が決定。ルートは津波被害を避けるため内陸側に移される。画像は移設後の山下駅のイメージ。
  • 常磐線の相馬~浜吉田間は12月10日の再開が決定。ルートは津波被害を避けるため内陸側に移される。画像は移設後の山下駅のイメージ。
  • 運休中の常磐線相馬~浜吉田間。途中駅のうち駒ヶ嶺駅を除く3駅が内陸側に移設される。
  • 東日本大震災の津波で損壊した直後の常磐線新地駅。移設後の駅はここから約200m南西側に設けられる。
JR東日本仙台支社は7月28日、東日本大震災の影響で運休中の常磐線相馬(福島県相馬市)~浜吉田(宮城県亘理町)間22.6kmを、12月10日に再開すると発表した。

相馬~浜吉田間は、2011年3月の東日本大震災で、津波による線路の流出など甚大な被害が発生。ルートを内陸側に移して復旧することになり、2014年から工事が本格化した。当初は2017年春の再開が予定されていたが、2015年11月には再開時期を前倒しして2016年12月末までに再開することが決まった。

実際にルートが変更されるのは、新地駅の約900m相馬方から浜吉田駅の約800m相馬方まで。再開区間のうち相馬・駒ヶ嶺・浜吉田各駅の位置は変わらないが、新地・坂元・山下各駅はルートの変更に伴い駅も内陸側に移設される。内陸側の新ルートは旧ルートに比べ約500m長く、再開にあわせて営業距離が変更される見込みだ。

常磐線では相馬~浜吉田間のほか竜田~小高間36.6kmも運休中で、既に運転を再開している小高~相馬間29.5kmは他のJR線と接続していない「孤立線」の状態だが、相馬~浜吉田間の再開で孤立状態が解消される。
《草町義和》

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