都営と国際興業が野外フェス輸送…METROCK東京の“非日常”と熱狂ぶり[フォトレポート]

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METROCK 2016 (東京・若洲、5月21・22日)
  • METROCK 2016 (東京・若洲、5月21・22日)
  • [Alexandros]
  • サカナクション
  • 新木場駅と若洲公園の間の“フェス輸送”を担った都営バス・国際興業バス
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  • METROCK 2016 (東京・若洲、5月21・22日)

東京と大阪、初のダブル開催となった都市型野外ロックフェス「METROCK」。東京会場の若洲公園と京葉線新木場駅の間の“都内唯一のフェス輸送”は、都営バスと国際興業バスが担当。その非日常的な風景と、全アーティストのパフォーマンスを40枚の写真で見ていこう。

初日の土曜日(5月21日)、10時前の新木場駅前には、深川をはじめ、品川、渋谷、小滝橋、早稲田、巣鴨、北といった各営業所の都営バスが「貸切」を表示して集結。オープニングアクト(11時半~)を務める地獄図(ヘルズ)にあわせて会場へ向かおうとする客たちの行列ができた。

東京・大阪あわせて7万人以上を動員したMETROCK。午前中の新木場駅は、会場へ向かう人たちで混雑し、約4km南にある会場までは、“徒歩組”、“タクシー組”、“バス組”の3通りにわかれた。

その間にはコンビニエンスストアが数店あり、「コンビニで買い物しながら、どのステージを見るかとか話し合いながら、歩いて行こうかなと。ビールでも買って。もう飲んじゃおっか。都内だし、近いし、飲みながら行こうか!」と仲間同士で盛り上がる女子グループの姿もあった。

また、会場と新木場駅の往復で「めちゃめちゃ忙しい」というタクシー運転手は、「駅前でタクシーに並ぶぐらいなら、ちょっと先まで歩いて、新木場駅へ戻ろうとするタクシーをつかまえたほうが早いのになあ。日本人はちゃんと並んで、律儀だよね」と笑った。

午後になると、シャトル便で往復した都営バスの姿が消え、国際興業バスの群れがあった。同社のバスは「B-12」のように、頭にBを付けて車両を番号分け。いっぽうの都営はアルファベットのない通番で、各営業所によってちょっとした“演出”があった。千住営業所のバスは前面窓下に「東京メトロポリタンROCKフェスティバル25号車 様」といった表示があった。

そして、風力発電機前の「WINDMILL FIELD」、東京ゲートブリッジ側の「SEASIDE PARK」、駐車場前の「NEW BEAT SQUARE」の3つのステージは、両日ともオープニングからヒートアップ。

6月13日、公式ブログで「2011年に一般女性の方と入籍しました。2014年には母子共に健康で長女が生まれています」と伝えた菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)は、2日目のステージに現れた直後、「きょう一日で音楽がもっと好きになればいいね」と、笑顔でオーディエンスに優しく伝えてスタート。その笑みとは一転、得意の軽快でキレのあるリズムとぶ厚い音で風車前の空間を沸かせた。

また、最年長グループのくるりは、7月リリースの最新曲「琥珀色の街、上海蟹の朝」をラストに披露。夕暮れどきにはWANIMAが地元・熊本への想いを語り「THANX」を爆発させた。

東京・八王子出身のグッドモーニングアメリカ、たなしん(Ba/Cho)は、都心で行われる唯一のロックフェスでの出番を終え、舞台裏でこう言い放った。

「天気がサイコー! フェスサイコー、完全に短パン日和でしたー。歌ってて気持ちいいんだよ。ってことで、フェス来たことがない人はゼッタイ、来る、べき、でっす。じゃあ、きょうも元気よくいきまっしょーっ。さん、にー、いち、ファイヤー!」

2日目の20時過ぎ、会場には、大トリを務めた[Alexandros]の余韻にひたるオーディエンスたちを待つ国際興業バスの列があった。東京会場のアーティストは下記のとおり(タイムテーブル順)。

5月21日(土)―――

地獄図(ヘルズ) KEYTALK lovefilm SHISHAMO KANA-BOON ウソツキ BLUE ENCOUNT THE BAWDIES Shiggy Jr. THE ORAL CIGARETTES 東京スカパラダイスオーケストラ GLIM SPANKY パスピエ ゲスの極み乙女。 夜の本気ダンス 高橋優 サカナクション

5月22日(日)―――

キュウソネコカミ Suchmos グッドモーニングアメリカ 9mm Parabellum Bullet Anly OKAMOTO’S くるり 水曜日のカンパネラ アルカラ 星野源 04 Limited Sazabys きのこ帝国 ONE OK ROCK WANIMA indigo la End [Alexandros]

《レスポンス編集部》

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