史上最年少ウィナーが誕生し大興奮となったスペインGPから2日後、カタロニア・サーキットでF1のインシーズンテストがスタート。17日のセッションではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録した。数年前からシーズン中にもテストの機会が設けられ、今回はザウバーを除く10チームが参加。様々なタイヤコンパウンドや新しいパーツを試すチームなど、普段のレースウィークではできないプログラムをこなしていた。またリザーブドライバーやテストドライバーもテストに参加させているチームもいくつか見受けられた。午前中はジェンソン・バトン(マクラーレン)がスーパーソフトタイヤで1分23秒753でトップタイムを記録したが、午後になってベッテルがさらにタイムを更新1分23秒220でこの日の全体ベスト。順調に103周を走破した。ここ数戦は不運続きで思うようにポイントを稼げていないベッテル。このトップタイムを足がかりに次戦のモナコGPで今季初優勝を勝ち取りたいところだろう。2番手にはニコ・ロズベルグ(メルセデス)が1分23秒337をマーク。3番手にバトンが続いた。2016 F1インシーズンテスト(バルセロナ)1日目結果1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分23秒2202.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分23秒3373.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分23秒7534.ロマン・グロージャン(ハース)1分23秒8825.パスカル・ウェーレイン(マノー)1分24秒2976.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分24秒3077.ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)1分24秒8218.アルフォンソ・セリス(フォース・インディア)1分25秒4679.アレックス・リン(ウィリアムズ)1分26秒07110.エステバン・オコン(ルノー)1分26秒530