【GW】伝説のカーデザイナー「フィオラヴァンティ展」開催

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フィオラヴァンティ F100R
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アウトガレリアルーチェ(名古屋市名東区)において、「IL CAVALLINO NEL CUORE~フェラーリを愛した男、伝説のデザイナー レオナルド・フィオラヴァンティ~」が開催されている。

アウト・ガレリア・ルーチェは2004年9月にオープン以来、自動車を軸とした個性的な展覧会を開催し、毎回好評を博している。

今回の企画展は、イタリアンカロッツェリアの大手ピニンファリーナのデザイナーとして活躍したレオナルド・フィオラヴァンティを取り上げる。1938年イタリア生まれの彼は、幼少より乗り物が好きで、飛行機や列車、クルマなど様々な絵をノートに描いていたという。ミラノ工科大学で学位を取得後、カロッツェリア・ピニンファリーナに入社。すぐにチーフデザイナーに抜擢される。その大きな理由は、エンジニアリング、特に空力に裏打ちされた流麗で誰もが美しく感じるデザインだったからだ。

その作品は多くのメーカーで見ることが出来るが、何よりもフェラーリの各車が顕著だろう。今回の展覧会でも代表作である『365GTB4デイトナ』や『308GTB』、『288GTO』をはじめ、美しいサルーンの『412』や、フェラーリから独立したのち、エンツォ・フェラーリ生誕100周年を記念したフィオラヴァンティ『F100R』、現フェラーリのパーソナライゼーションの究極にあたる“ワンオフ”の始まりとなった「SP1」がモックアップとともに展示されるなど、非常に見ごたえのある展覧会となっている。

期間は5月22日まで。午前12~午後6時、休館日は月、火曜(祝祭日は除く)。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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