【北京モーターショー16】ボルボの コンセプト26、中国初公開…未来の内装提示

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ボルボ コンセプト26
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スウェーデンのボルボカーズは4月25日、中国で開幕する北京モーターショー16において、『コンセプト26』を中国初公開する。

コンセプト26は2015年11月、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー15で発表。コンセプト26は、将来の自動運転車のインテリアを提示したモックアップ。「26」とは、毎日の平均通勤時間が26分であることを反映したもの。ボルボカーズによると、この26分を、ストップ-ゴーを繰り返す以上の意味ある時間に変えたいとの思いを込めたという。

ボルボカーズは現在、自動運転の研究を進行中。その過程で、毎日の通勤が運転する喜びをなくしてしまうことが分かったという。ボルボカーズは、「人々が運転する行為を車に任せたいと最も思うのは、通勤と長距離の高速道路走行の時」と説明する。

コンセプト26は、新しい特許シート設計をベースに開発。それは変化する過程において、ドライバーに、運転、創造、リラックスの3種類のモードの一つを提供する。これらの3種類のモードとともに、コンセプト26は新たなニーズと技術に適合できる自動運転の革新的プラットホームを作り出す。

ドライバーが運転を車任せにしたいと思えば、ステアリングホイールは格納され、シートは後方に倒れる。そして、ダッシュボードから大型ディスプレイが現れ、ドライバーは車内で好きな時間が過ごせる。コンセプト26は、自動車のインテリアの基本デザインを大きく変えるという要望に応えるとともに、乗員が望む空間を提供する。

《森脇稔》

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