中島「ちなみに、先の『東京オートサロン2016』、『大阪オートメッセ2016』それぞれで、AV一体型カーナビの2016年モデルを参考出品していたのですが、それにはデジタル出力が備えられています。ナビをメインユニットとして『Full Digital Sound』システムを構築されたい方には、クラリオン・カーナビのニューモデルをお使いいただけたらうれしいですね」
さすがは“未来形”カーオーディオ・システムであるクラリオン『Full Digital Sound』。搭載する車種を選ぶことなく、かつ、ソースユニットも多彩に使用可能。思い思いのやり方で、当システムの良さを満喫することができるのだ。
武藤「RCA出力においても、他の出力と同様のコントロールが可能です。クロスオーバーに関しては、ハイパス、ローパスともに設定できますし、タイムアライメント、イコライザーについても、他chと同じように扱えます。使用している部品も24bitのハイエンドDACで構成しています。ですので、パワーアンプ+ミッドレンジスピーカーを接続して、フロント3ウェイシステムを組んでも楽しめると思います。また『Full Digital Sound』のサブウーファーを敢えて使わずに、サブウーファーのみをアナログシステムとしていただいても構いません」
石川「当システムは、スピーカーケーブルとして純正ハーネスを活用する仕様となっているんです。カーオーディオでは、ケーブルの引き回しは結構大変な作業ですよね。どのようなケーブルを使うか、ここもこだわりのポイントですから引き回しが大変なのも致し方ないのですが、『Full Digital Sound』では合理性を重んじました。外部アンプが組み込まれているシステムでなければ、純正ハーネスをそのまま使用することも可能です。各所の最適化を図り、それを可能としています」