【ジュネーブモーターショー16】シュコダ、ビジョンS 発表…PHVのSUVコンセプト

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シュコダ ビジョンS
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フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは2月17日、『ビジョンS』の概要を明らかにした。実車は3月1日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー16で初公開される。

シュコダは2014年、コンセプトカーの『ビジョンC』を発表。小型の4ドアクーペを提案した。今度は、近い将来、シュコダのラインナップに加わる可能性のあるSUVの方向性を、ビジョンSで提示する。

ビジョンSのボディサイズは、全長4700mm、全幅1910mm、全高1680mm、ホイールベース2790mm。フォルクスワーゲングループの新世代車台、「MQB」をベースに、シュコダ初の3列シート6名乗りのSUVを構築した。

パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力156hp、最大トルク25.5kgm。モーターは前後の2個。フロント用が最大出力54hp、最大トルク22.4kgm。リア用が最大出力116hp、最大トルク27.5kgm。システム全体では225hpのパワーを引き出し、0-100km/h加速7.4秒、最高速200km/hの性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量12.4kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあって、欧州複合モード燃費52.6km/リットル、CO2排出量45g/kmの優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

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