フォード フォーカス RS 新型、生産開始…歴代最強の350馬力

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新型フォード フォーカス RS
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米国の自動車大手、フォードモーターは1月15日、ドイツ・ザールルイ工場において、新型フォード『フォーカスRS』の生産を開始した。

新型フォーカスRSは2015年3月、ジュネーブモーターショー15で初公開。新型は、3世代目モデル。駆動方式は、先代のFFから、新型では4WDに回帰。この4WDは、「フォード・パフォーマンスAWD」と命名。ダイナミック・トルク・ベクタリング機能を備え、高いトラクション性能を発揮する。

エンジンは、フォード自慢の環境エンジン、「エコブースト」。直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、新型フォーカスRS用に専用チューンが施される。最大出力は350ps。これは新型『マスタング』用に対して、10%の上乗せとなる。

10%のパワーアップは、専用チューンの効果。フォードモーターによると、大容量コンプレッサーを備えた新開発の低慣性ツインスクロールターボチャージャーが、パワーを引き上げているという。また、最大トルクは44.9kgm。オーバーブーストモードでは、15秒間に限り、最大トルクを47.9kgmに高めることを可能にした。この結果、0-100km/h加速4.7秒、最高速265km/hの動力性能を実現する。

1月15日、ドイツ・ザールルイ工場から、新型フォーカスRSの量産第一号車がラインオフ。米国市場では、今春から納車が開始される予定。同社は、「歴代フォーカスRSで、新型が最速」と自信を示している。

《森脇稔》

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