米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2016」に、新型トヨタ『プリウス』のハイブリッドパワートレインを選出すると発表した。10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が22回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10車種を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能に着目して、同誌の編集者が10エンジンを選出する。選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万1000ドル(約740万円)以下。よって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外される。10ベストエンジン2016のひとつに選出されたのが、新型プリウス用の1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドパワートレイン。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地が約23km/リットル、高速が約21.3km/リットル、複合モードが約22.1km/リットル。トヨタによると、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)を除けば、米国の量産乗用車で最高燃費という。『ワーズオートワールド』誌は、新型プリウスを10ベストエンジン2016に選んだ理由について、「量産エンジンとして世界で初めて最大熱効率40%を実現した点、試乗テストで約25.4km/リットルの燃費を示した点」などを挙げている。
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