【新聞ウォッチ】11月の新車販売ベスト10、トヨタ「一強」鮮明、ダイハツも3車種

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年12月7日付

●COP21途上国支援1000億ドル継続、2020年以降閣僚会合で調整(読売・1面)

●ロンドン地下鉄2人死傷テロで捜査(読売・1面)

●与党税制大綱、自動車新税攻防続く、燃費性能応じ負担(読売・7面)

●タイヤにセンサー路面状態わかる、ブリヂストン初の実用化(読売・7面)

●中小企業に投資減税、固定資産3年間(毎日・1面)

●科学、進化目指す日本の翼(産経・10面)

●仙台市地下鉄東西線開業、復興加速の夢乗せて(産経・27面)

●ニュースがわかる、クルマの自動運転(東京・7面)

●大再編避けられぬ合理化、石油ガリバーの勝算、JX・東燃ゼネ統合(日経・9面)

ひとくちコメント

国内の新車販売が低迷する中で、トヨタグループの「一強」状態がより鮮明になってきた。

11月に国内で最も売れた新車は、8カ月連続で首位を守ったトヨタ自動車のハイブリッド車『アクア』だったが、軽自動車を含めた上位10車種のうち、5位の『シエンタ』、7位の『ヴォクシー』、8位の『カローラ』と、4車種を占めた。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表したもので、週末の12月5日付の朝刊で各紙が報じていた。2位はホンダの軽自動車『N―BOX』、3位はダイハツ工業の同じく軽自動車『タント』だったが、ベスト10に軽自動車が6車種もランクインしており、4月以降の増税で台数は激減しているものの、根強い人気を示している。

ただ、激しいシェア争いを展開しているスズキとダイハツだが、11月は上位10車種のうち、ダイハツはタントのほか、6位に『キャスト』、9位に『ムーヴ』と3車種を占めていたのに対して、スズキは10位の『アルト』1車種だった。

ベスト10の車種をみれば、3車種のダイハツを含めたトヨタグループが7車種を独占したことになる。今週は4代目の新型『プリウス』も発売になるなど、トヨタグループの国内「一強」は年明けもしばらく続きそうだ。

《福田俊之》

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