トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパ(TME)は12月1日、新型『プロエース』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー16で初公開される。
2012年7月、トヨタモーターヨーロッパとPSAプジョーシトロエンは、欧州でPSAの小型商用車をTMEにOEM供給することで合意。
この契約に基づき、2013年の半ばから、プジョー『エキスパート』とシトロエン『ジャンピー』をベースにした商用バンを、PSAがトヨタにプロエースとして、OEM供給してきた。
今回、欧州で発表されたのは、2世代目となるトヨタ プロエース。引き続きPSAからOEM供給を受け、生産はPSAのフランス・バランシエンヌ工場で行う。
プロエースは前後にトヨタのエンブレムが装着されるほか、フロントバンパーやグリル、ヘッドライトのデザインも、プジョーとシトロエン版で違う。なお、新型プロエースには、商用版と乗用版が設定される。