「爆買い」訪日中国人の売上げ2年間で2倍に…成田空港免税店で調査

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成田空港 第2旅客ターミナル(参考画像)
  • 成田空港 第2旅客ターミナル(参考画像)
  • 旗艦店の国・地域別売上構成比(前年同日比較)
  • 旗艦店の中国人客購買推移
全日空商事は、今年の国慶節期間における中国(香港含む)からの訪日旅客の購買動向を、自社データに基づき調査した。

調査は、グループ会社全日空商事デューティーフリーが運営する「ANA DUTY FREE SHOP」(旗艦店)と8月にオープンした家電も取り扱う「ANA DUTY & TAX FREE SHOP」(第4サテライト店)での顧客データを基に、国慶節期間の国・地域別、商材別の売上推移などを比較し調査した。

それによると、旗艦店で2014年と2015年の国慶節期の国・地域別売上構成比を比較すると、昨年は約半数を占めトップだった日本人が今年は4割を下回った。一方で、中国人の割合は昨年より10ポイント以上増加し、過半数越えとなった。その他の国・地域は、割合に大きな変化はなく、中国人の旺盛な購買意欲が表れている。

中国人の国慶節期の購買動向について、2年前の2013年を基準に比較すると、売上金額・客数・客単価ともに、年々増加。2013年の数値を100として比較すると、売上金額は2014年が177、2015年が233。客数は2014年が152、2015年が185。売上金額、客数ともに、2年前から約2倍となった。

客単価は、2014年が116%、2015年が126%と、2年前より20%以上増えている。2013年から2014年の大幅な伸びは、中国経済好調を背景に、海外旅行に対する関心が高まったためと見られる。

第4サテライト店では、家電や、他店でも実績のある菓子類や酒、タバコなども外国人を意識した商品を展開している。2015年の国慶節期に、旗艦店と第4サテライト店の国・地域別売上構成比を比較すると、約4割を日本人が占める旗艦店に対して、第4サテライト店は約2割にとどまり、外国人が約8割を占めた。

また、他店での取り込みが弱かった欧米人の割合も旗艦店の2%に対し、第4サテライト店では9%と約1割を占めた。特に日本特有の小物などが欧米人に人気となっている。
《レスポンス編集部》

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