ホンダの米国法人、アメリカンホンダは11月3日、2016年モデルとして発売した新型『パイロット』について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、メーターの不具合が原因。アメリカンホンダによると、新型パイロットのメーターのソフトウェアに不具合があり、車両に異常が発生しても、警告ランプが点灯しない恐れがあるという。
リコールの対象になるのは、米国内で販売された2016年モデル。3万5406台がリコールに該当する。
アメリカンホンダは、対象車種を保有する顧客に通知。販売店でメーターのソフトウェアを更新するリコール作業を行う予定。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合は社内テストで判明したもので、顧客からのクレームはない」と説明している。