富士重工業の吉永泰之社長は11月5日に都内で開いた決算会見で、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」の日本および米国で販売している主要モデルの2015年1月から9月までの搭載比率を公表した。
それによると日本では『アウトバック』、『レガシィ』にアイサイトが標準装備されているが、それ以外の『フォレスター』、『スバル XV』、『インプレッサ』で搭載比率がいずれも5割を超え、スバル XVは91%に達しているという。
吉永社長は「日本の『インプレッサ』の51%というのは、これまで1.6リットルモデルにはアイサイトを展開していなかったので、1.6リットルモデルを選ばれた場合には無かったので51%にとどまっていたが、10月の一部改良を機に1.6リットルモデルでも展開を始めたので、今後上がってくると思う」との見通しを示した。
一方、米国での搭載状況に関しては「アウトバックが55%、9月単月では63%と月を追うごとに搭載比率が大変高くなっており、非常に好評を頂いている」とした。