ドイツの高級車、メルセデスベンツは10月28日に開幕した東京モーターショー15において、『ビジョンTokyo』を初公開した。
ビジョンTokyoは、メルセデスベンツが早期の実用化を目指して、研究開発を進めている自動運転技術の最新版を搭載したコンセプトカー。360度を見渡せるカメラをはじめ、高度なセンサーを採用して、自動運転を可能にする。
ボディサイズは、全長4803mm、全幅2100mm、全高1600mm。ミニバンを思わせるフォルムが特徴で、最大5名が乗車できる。
また、東京などの大都市での乗降性に配慮して、助手席側のドアを、後部ドア一体の上方開きに。「コネクテッド・ラウンジ」をテーマにした室内は、未来的かつラグジュアリー。
パワートレインは、燃料電池。モーターはバッテリー駆動で約190km、水素駆動で約790km。トータルで、最大およそ980kmの走行を可能にしている。